MITAKA“Next”Selection 22nd
桃尻犬『ルシオラ、来る塩田』出演者1名の陽性判定に際して
この度、2021年9月3日より開幕を予定しております、
MITAKA“Next”Selection 22nd桃尻犬『ルシオラ、来る塩田』の出演者1名が、8月16日に新型コロナウイルスの陽性と診断されました。保健所からは、他の出演者、スタッフ含め「濃厚接触者該当なし」との判断をいただきましたが、16日以降稽古を中断し、当該出演者が最後に稽古に参加した日が8月13日のため、ウイルスの潜伏期間などを考え、18日以降に、13日の稽古に参加していた出演者、スタッフにPCR検査を実施し、8月22日に全員のPCR検査の陰性が確認されました。
以上の事実確認の上、本公演の主催団体である公益財団法人三鷹市スポーツと文化財団と協議の上、公演継続との合意となりました。
よって8月22日より稽古を再開し、引き続き開幕に向けて、公演準備を進めてまいります。
陽性判定の出演者に関しましては、保健所から、8月25日以降、社会生活に復帰しても問題ないとの判断をいただきましたので、体調面などを考慮しつつ本人との相談の上、8月25日以降、稽古に復帰していただき、公演に出演していただく予定です。
(自宅療養中、毎日健康確認をしており8月14日に37度前後の微熱が出た以降は毎日平熱が続いており、ご自宅で過ごしていることを確認しております。)
陽性者の復帰の際のPCR検査の陰性証明に関してですが、PCR検査は一度陽性になると症状が消失してからも、その後約1ヶ月間(平均20日間)は陽性が出続けるという報告が出ており、厚生労働省からも職場復帰のための陰性証明は必要がない、との見解が出ておりますので陰性証明は必要ないものと考えます。
(厚生労働省「新型コロナウイルス感染症の軽症者等に係る宿泊療養及び自宅療養の対象並びに自治体における対応に向けた準備について」に関するQ&Aについて(その6)の8ページ14を参照)
また、国立感染症研究所の「発症からの感染可能期間と再陽性症例における感染症・二次感染リスクに関するエビデンスのまとめ」からも、「軽症・中等症においては、現行の退院基準(発症日から10日間経過かつ症状軽快後72時間経過)を満たした症例では、退院前のPCR検査の結果によらずこれらの症例からの二次感染は低いと考えられる。」と報告されております。
https://www.niid.go.jp/niid/ja/diseases/ka/corona-virus/2019-ncov/2484-idsc/10174-covid19-37.html
以下、これまでの経緯です。
陽性判定の出演者の経緯
8月13日に稽古参加
8月14日に微熱(37度前後)の症状
8月15日に民間でのPCR検査受診
8月16日にPCR検査陽性の判定
8月17日に医療機関で改めてPCR検査を受け陽性判定
以降自宅療養。8月14日以降は平熱。
8月25日以降に稽古復帰の予定
劇団としては、
8月16日の稽古にて、当該出演者から陽性判定の連絡を受ける。
(当人は13日以降は稽古に参加しておりません)
以降稽古を中断し、
ウイルスの潜伏期間などを考え18日以降に、PCRの検査を実施。
8月22日に全員の陰性を確認。
以上です。
引き続き関係者の体調に十分に注意をしながら、
感染予防対策を徹底し、公演準備に努めてまいります。
2021年8月24日
桃尻犬
野田慈伸